【パクリ?】『約束のネバーランド』は『私を離さないで』 が元ネタなのか?

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

 

先日、プライムビデオでアニメ『約束のネバーランド』を見たのですが、そのときに「あれ? この話ってどこかで……」と既視感があったわけです。

すぐに気づきました。

 

「これ(『約束のネバーランド』)、カズオ・イシグロの小説『私を離さないで』の設定に似てるな!」と。

 

『私を離さないで』は大学生時代に読了していて、今でも印象に残っている神小説です。

結局、アニメ版『約束のネバーランド』は最後まで視聴しました。つまり、『私を離さないで』『約束のネバーランド』の両作品を消化しているということです。

そんな僕が今回お届けするのは、「『約束のネバーランド』は『わたしを離さないで』 のパクリなのか?元ネタなのか?といったテーマの記事です!!!

 

本記事がオススメな人

・『約ネバ』のパクリ疑惑や元ネタについて知りたい人

・『約ネバ』が盗作やパクリという噂から作品視聴をためらっている人

 

本記事を読むメリット

・『約ネバ』と『私を離さないで』の共通点と相違点が分かる

・『約ネバ』に似ている作品をどこよりも詳しく知ることができる

 

よぴ
『約ネバ』『私を離さないで』 どちらもしっかり消化している筆者の考察記事です。ちなみにカズオ・イシグロの作品はほとんど読破済み。また、ぼっちにつきアニメ・映画・小説などのコンテンツは大親友。 こういった考察記事に対する「濃度」は担保できます。

 

※ネタバレすると、僕の見解では「『約束のネバーランド』は『わたしを離さないで』 のパクリではない」といった結論です。

※理由や根拠もきちんと説明しますので、気になる人はぜひこの先も読み進めてみてください!

 

ネタバレはしませんが……。

※どちらも物語の序盤で明かされていることを中心に記事化しましたが、もし事前情報ゼロで作品を楽しみたい方は読まない方がいいです。

 

 

 

『約束のネバーランド』は『私を離さないで』のパクリなのか?

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

 

 

いきなり結論です。

どっちも見た結果、「確かに設定は似てるけどパクリではない」と断言できます。

※『約束のネバーランド』はアニメ版、『私を離さないで』は小説、にてそれぞれ視聴・読了済み。

 

ここでは、両作品のあらすじ・共通点・相違点について見ていきましょう!

後半の方では「そもそもパクリとは?」みたいな観点からも切り込みます。

 

 

両作品のあらすじ

 

以下、ざっくりとしたあらすじ。

 

 

『約束のネバーランド』

 

ハウスという施設で暮らす子供たち。みな、12歳までは施設で暮らす決まり。ただ、12歳以下でも里親が付いた子供は外の世界で幸せに暮らすことができる。

 

ある日、11歳で年長組のエマとノーマンは、里親のもとに旅立ったコニーの忘れ物に気づく。急いで追いかけた先で、二人はハウスの秘密を知ってしまう。

 

ハウスは人間を飼育する農園。子供たちは食料として出荷される運命。優しいママは敵。エマとノーマンはハウスの脱獄を決意。この日から、運命に抗い、未来を切り開く子供たちの戦いが始まった。

 

うーん、やはり漫画的ですね。

 

 

『私を離さないで』

 

「提供者」と呼ばれる者の世話をする「介護人」であるキャシー。

 

31歳の彼女は、過去を回想する。子供のころに育った施設や、施設を卒業したあとの出来事を思い出しながら、「提供者」や「介護人」に課せられた運命を明らかにしていく。

 

あの施設の秘密、「提供者」や「介護人」の存在意義。残酷な状況下に置かれたキャシーは、運命を受け入れ、静かにその時を待っていた。

 

とても文学的な内容です。

 

次に、共通点を見ていきましょう!

 

 

両作品の共通点

 

『約束のネバーランド』と『私を離さないで』は、設定が似ています。箇条書きすると以下の通り。

 

 

・主人公が子供たち

・施設で飼育管理されている

・肉体を搾取(出荷 or 提供)される運命

・子供たちは自らの運命を知らされていない

・主人公たちは自分たちの存在理由に気づいてしまう

 

 

こんなところです。

微妙な違いはあるんですが、大枠の設定自体はほとんど同じなんですよね。

その「微妙な違い」は以下の表をご覧ください。

 

『約束のネバーランド』 『私を離さないで』
時代設定が2045年(近未来) 時代設定が1990年代(現代)
主人公は女1+男2 主人公は女2+男1
クローンかは不明 全員クローン人間
出荷(=鬼の食糧) 提供(=臓器提供)

 

これだけ見ると、「いやいや、ほとんどパクリやんけ( ˙▿˙ ; )」と思うかもしれませんが、次で説明する相違点も見てください。

はっきり言って、初期設定以外は全くの別物です。

 

 

両作品の相違点

 

はっきりとした相違点も、表にまとめました。

 

『約束のネバーランド』 『私を離さないで』
施設は隔離されている 施設は隔離されていない
」という敵 敵はいない
施設のママは敵側 施設のマダムには味方もいる
12歳で強制出荷されて死亡 少なくとも31歳までは生存
脱獄を目指す 脱獄しない

 

いろいろと異なる点が浮き彫りになりましたよね。

設定以外の点に着目するともっとわかりやすいです。

両作品とも「設定は似ているが、作品のテーマ性やストーリーが全く違う」と言えます。

 

 

ログラインを比較すれば一目瞭然!

 

それぞれのログライン(=凝縮された一言あらすじ)を比較してみましょう。

『約束のネバーランド』と『私を離さないで』とでは、テーマ性やストーリー性が大きく異なることに気づきます。

 

 

 

『約束のネバーランド』のログライン:「主人公らは、自分たちが鬼の食糧のために飼育されていたという事実を知り、運命に抗うために『脱獄を決意』する

 

『私を離さないで』のログライン:「主人公らは、自分たちが臓器提供のために生かされていたという事実を知ったうえで、 運命を受け入れて『今』を生きる

 

 

だいたい、上記の感じでしょう。

分かりますよね? 同じような設定下ではあるものの、あらすじが180°別物です! 真逆と言ってもいいくらい。当然、テーマ性も異なります。

 

 

 

『約束のネバーランド』のテーマ → 運命に抗い、困難に立ち向かう「挑戦」を描く。

 

『私を離さないで』のテーマ → 運命を受け入れ、限られた時の中で「生きる意味」を模索する。

 

 

 

作品ジャンルで言えば、『私を離さないで』は「ヒューマンドラマ・恋愛もの」、『約束のネバーランド』は「サスペンス・脱獄もの」

 

どっからどうみても別の作品です!!

 

以上のことから、この約ネバを「パクリだ!」と糾弾するのは無理がありすぎます。

「『約ネバ』はパクリ云々~~」と騒いでいるのは、どちらか片方、あるいは両方を見ていないエアプ勢としか思えません。

 

あと、『約ネバ』と『私を離さないで』に共通している「人間が飼育管理される設定」は、他にも存在します。

なので、設定の面だけ見て「『約ネバ』は『私を離さないで』のパクリである!」と言ってしまうと、非常に厄介な問題が生まれるんですよね。

 

「待てよ。じゃあ『約ネバ』は『私を離さないで』以外の何らかの作品のパクリかもしれない」

コレです。

 

 

 

『約束のネバーランド』がパクったと噂される『チルドレンズボーン』というWeb小説についても検証してみた。

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

 

「『約ネバ』のパクリ騒動」でたびたび取り上げられるのが、Web小説『チルドレンズボーン』になります。

こちら、冬畑さんという方が『ヨナガノベル』というブログに掲載していたオリジナル作品。

※発表年が2014年なので、2016年連載スタートの『約ネバ』よりも前です。

 

こちらも施設から子供たちが脱獄する話で、以下のように『約束のネバーランド』と酷似している点が指摘されています。

 

 

 

 

似てる点

 

・近未来

・脱獄もの

・施設で管理される子供

・施設の周囲が海で囲まれている

・子供は18歳になると殺される

・運命を知らされていない子供たち

・主要主人公の人数(女1+男2)と年齢(13歳)

 

 

 

うーむ、かなり似てますね……。

ただし、実際に読んでみてわかったのですが、大きな相違点も発見できました。

 

 

 

相違点

・子供たちは超能力を使って戦うことができる

・子供たちは遺伝子操作の失敗作として殺される

・子供たちはある程度の年齢になってから施設に入る

→それまでは、施設外で両親と普通の暮らしを送っている

・敵は大人(≒国家体制)のみ(鬼などの外的はいない)

 

 

 

けっこう違いますよね?

雰囲気としてもまったく違います。SF色が色濃い感じで、ジャンル的には「近未来SF」にカテゴライズされそう……。

※『約束のネバーランド』はダークファンタジーの毛色が強いです。

 

あと、『チルドレンズボーン(ヨナガノベル)』の作者が「いやいや関係なくね?」と否定しているのも大事な点。

 

現在、インターネット上で『チルドレンズボーン』が
週刊少年ジャンプに連載されている『約束のネバーランド』の
プロトタイプであるというデマが流れています。

当ブログの作品は、『約束のネバーランド』
並びに原作者の白井カイウ先生とは何の関係もございません。
関係者の皆様のご迷惑にならないよう、ご注意下さい。

引用:『ヨナガノベル

 

以上のことから、僕の見解では「『約ネバ』は『チルドレンズボーン(ヨナガノベル)』のパクリ疑惑」についてはかなり懐疑的です。

 

 

不満な人
じゃあ、『約ネバ』の元ネタは存在しないってこと?

 

上記の疑問点に対する、僕の回答が以下です。

「いや、元ネタは存在しているはず。ただ、この手の設定(飼育管理される人間モノ)は昔からあるので、パクリとかそういう問題ではない」

 

 

『約束のネバーランド』の元ネタはどれか分かんないくらいに、似てる作品は昔からいっぱいある

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

 

すみません、ここにきてなんなのですが、そもそも論を言わせてください。

「この手の設定(飼育管理される人間モノ)は昔からある」

もはや設定ジャンルとして確立されてる感があります。

 

例えば、新しく始まった「戦隊モノ」に対して、

 

オコな人
これはゴレンジャーのパクリだ!

 

とか言いませんよね、今さら。

他にも、「魔法少女」「学園ラブコメ」「ロボットモノ」「異世界転生」「探偵モノ」などをイメージすると分かりやすいかもです。

 

仮に『約束のネバーランド』や『私を離さないで』のような設定ジャンルを「飼育管理される人間モノ」と名付けるとするなら、似ている作品はゴマンとあります。

 

もう挙げだしたらキリがないくらいに。

以下、かんたんな説明を交えながら、列挙してみます。

 

 

 

洋画:アイランド

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

出典:Amazonプライムビデオ

 

近未来SF、アクションものになりますが、設定が激似な『アイランド』。

※以下、ネタバレします。

 

 

 

 

あらすじ

 

ある施設で徹底管理されて暮らしている人間たちだが、実は彼らはオリジナルの人間に臓器提供するために造られたクローン人間だった。

 

当然、クローン人間には何も知らされていない

 

地上は大気汚染していて住めないのだが、抽選に選ばれた者だけ地球上で唯一暮らせるエリア「アイランド」に移住することができる。なのでクローン人間たちは、「アイランド」だけを希望に退屈な日々の暮らしに耐えている。

 

「アイランド」の真実(=臓器提供のため死ぬ)に気づいた主人公たちは、施設の脱出を決意する。

 

 

てなお話です。

 

 

 

・臓器提供して死ぬ運命

・主人公らは騙されている

・主人公らは脱出を目指す

 

 

ここら辺、もろに共通してます。

ただし、主人公らは青年である点やSFアクションである点ははっきり違います。

 

 

 

洋画:メイズランナー

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出典:Amazonプライムビデオ

 

こちらも、「脱出」がメインのSFアクション『メイズランナー』。

※以下、ネタバレします。

 

 

 

あらすじ

 

狭い集落に閉じ込められた少年少女たち。彼らは記憶を失っている。

 

壁の向こうには巨大迷路が存在。月に1度の物資が送られれてくるため、無理に脱出する必要はない。

 

脱出する過程で、怪物が襲い掛かってくるため、迷路に挑むのはあまりにも危険すぎた。しかし、主人公らは迷路の脱出を目指す。

 

 

 

 

・脱出がメイン

・登場人物が少年少女ら

・実は主人公らは実験体

 

 

約束のネバーランドと似ている点はこの辺り。

上述の通りSFアクションですので、怪物と戦ったり、逃げたりのバトル展開があります。

あとは、舞台が「集落」「巨大迷路」ってとこが大きな違いですね。

 

 

 

洋画:エコール

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出典:Amazon.co.jp

 

今度は、サスペンス映画『エコール』。不気味で謎が多い作品。

※以下、ネタバレします。

 

 

あらすじ

 

美しい森の中にたたずむ邸宅。ある日、6歳の少女が棺の中に入れられ、連れてこられる。そこには同じように連れてこられた6歳~12歳までの少女たちが暮らしていた。邸宅には教師や使用人(全て女性)がおり、寮+学校のように機能している。

 

彼女らは、生物や自然について、そしてダンスについて学ぶ。

 

少女たちは、12歳の「卒業」まで敷地から出ることが一切許されない。また周囲を高い塀で囲まれているため、外に出ることは不可能。

敷地内の館では、夜な夜なバレエの鑑賞会が行われていて、上級生たちは外部の観客のために踊る。

 

 

 

 

・少女たちは森の中で囚われている

・少女たちは隔離された施設で育つ

・12歳になると必ず「卒業」になる

 

 

ここら辺が『約ネバ』とかぶってます。

ただし、卒業後に外に出た少女たちがどうなるのかは不明。映画ラストでは外の世界に出た彼女たち(卒業生)が描かれます。そして、普通に公園ではしゃいでいるところで話が終わるので、良くわからないんですよね。

その他にも、森の中の邸宅の存在理由が明かされていなかったり、謎が残る映画です。

 

 

漫画:ブレーメン5

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出典:Amazon.co.jp

 

一方で、日本の漫画作品にも、すでに似たような作品はあるようです。

※ここで紹介する『ブレーメン5』『ミノタウロスの皿』は以下のブログで知りました。「守られた空間」「重罪になった≪食べる≫という行為」「食糧を育てる側の愛情」といった 鋭い考察がなされていて、非常に面白かったです。

 

https://shimirubon.jp/columns/1676398

 

『ブレーメン5』は、実験者たちが作った箱庭の中で暮らす人間たちを描いた物語っぽいですね。純粋に面白そう。

1980年代の作品なので、ここまでで一番古い作品です。

また、主人公はその世界から脱出しようとしているので、『約ネバ』とも似てるっちゃ似ています。

 

 

・上位の者に観察される実験対象

・登場人物たちは閉じ込められている

・主人公はこの世界からの脱出を目指す

 

 

しかし、人間の飼育要素がなかったり、主人公以外の住人は元の世界にとどまったり、大きく異なる点も。

というか、個人的には「ソードアートオンライン」シリーズの『アリシゼーション編』に近いものを感じます。「仮想世界を作った者たち」と「その仮想世界の住人」が接触するという点が一致します。ここらへんも辿ればもっと昔の作品にいきあたりそうですね。

 

 

 

漫画:ミノタウロスの皿

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出典:Amazon.co.jp

 

『ミノタウロスの皿』は1969年発表の藤子・F・不二雄作品。

カンタンに言うと下のような内容らしいです。

主人公の乗る惑星間航空ロケットが故障し、ある惑星に不時着。そこは牛が人間を家畜として育て、食糧としている世界だった。

 

『約束のネバーランド』で言う「鬼」が「牛」になったようなイメージです。共通点は以下。

 

 

 

・人間が食糧として飼育管理されている

・捕食側の牛にも人間側にも文明がある(ある意味で対等)

 

 

 

違うのは、人間側が自らが家畜であると理解しつつ食べられることを受け入れている点。したがって、脱出などはしません。

また、捕食側の牛たちも極悪な敵ではないです。「牛が人間を食べること」はこの惑星でのルールみたいで、それを双方が受け入れているような印象。

 

 

SF小説:1984年

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

出典:Amazon.co.jp

 

「人間の飼育」とか「人間の管理」って言われて、真っ先に思いつくのが「SFのディストピアもの」です。

「ディストピア」とは、徹底的に管理された空想の人間社会のこと。「人間の管理」「行動の制限」「自由のはく奪」が横行する恐ろしい世界を意味します。

※近年の日本アニメの代表作では『サイコパス』が「ディストピアもの」に該当。

 

そういった「ディストピア」系列の中でも、大傑作として知られているのが、ジョージ・オーウェルの『1984年』。いや、この作品はSFのみならず、20世紀文学でも極めて高い評価を得ています。

1949年発表ですので、70年も前の作品になります。ここまでで最古。

 

 

 

あらすじ

 

歴史の改ざん作業が仕事である主人公は、現体制に日に日に疑問を持つようになっていた。彼の暮らす世界は、市民の行動がほとんどすべて監視され、思想・結婚・言語なども制限されている。

 

その徹底ぶりはすさまじく、「自分の考えをノートに記録する(=日記を書く)」行為が極刑になるほど。彼はこの世界への疑問を明らかにしようと奮闘するが、思想警察に捕まってしまい処刑が決まる。

 

 

 

共通点

 

・住民は管理されている

・住民は真実を知らされていない

・主人公らは反体制(≒脱獄)の立場をとる

 

 

ちなみに、『1984年』を代表とする「ディストピア系のSF小説」ですが、起源はもっと古く、1726年『ガリヴァー旅行記』にまでさかのぼると言われています。

個人的な見解ですが、「ディストピア系のSF小説」は『約束のネバーランド』のような「人間の飼育管理モノ」に直接的、間接的に影響を与えているとおもっています。

 

 

 

寓話小説:動物農場

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出典:Amazon.co.jp

 

同じくジョージ・オーウェルの代表作『動物農園』

ざっくり、動物たちが革命を起こして自分たちの「共和国」を作る話です。

この話の肝は、「権力構造の腐敗」「共産主義への批判」なので、その観点からは『約束のネバーランド』とは大きく異なります。

 

ただ、設定的に、

 

 

 

・「農場」という舞台

・支配されている弱者が革命

 

 

 

ここら辺からインスピレーションを受けていても不思議ではありません。もっというと、『約束のネバーランド』は、『1984年』と『動物農場』を混ぜ合わせたような作品に見えなくもない。

 

 

SF小説:自由軌道

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出典:Amazon.co.jp

 

この『自由軌道』は知らなかったのですが、岡田斗司夫さんのブロマガで言及されていました。

※岡田さんは、アニメ会社「ガイナックス」の設立やサブカル批評で有名。

 

https://ch.nicovideo.jp/ex/blomaga/ar1350900

 

『自由軌道』もSFですが子供たちの脱獄ものっぽいです。

→宇宙ステーションで培養されて労働していた4本腕の子供たち。上から処分が決定される。指導官が子供たちを連れて脱出する話らしい。

以下、引用です。

 

こういう子供たちが脱出する話とか、食用を含めて、“ある目的”の為に育てられる子供っていうのは、SF世界ではわりとパターンになっていて。

 俺は「魔女っ娘と同じだ」と言ってるんですけども、SFでは割と見る話なんですね。

 なので、『わたしを離さないで』が臓器ネタらしいんですけども、だからと言って『約束のネバーランド』がパクリだとは言えない。

 ちょっと、そう思っています。

 そこら辺は、わりとパターンとしてある話なんだよな。

出典:https://ch.nicovideo.jp/ex/blomaga/ar1350900

 

 

僕はSFあんまり詳しくないんですけど、この人SFにめちゃくちゃ詳しいので、かなり信用できる意見です。

 

 

 

童話:ピーターパン

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出典:Amazon.co.jp

 

もっと古いとこで言うと、『ピーター・パン』も元ネタ候補です。(1900年代初頭の作品なので、ここまででさらに最古の作品)。

というか、『約束のネバーランド』はこの『ピーター・パン』に影響を受けていることはほぼ間違いないと思います。

 

なぜか?

理由はごくかんたんで、『ネバーランド』ってピーターパンに出てくるおとぎの国のことなんですよね。

そこには「ロストボーイズ」という、年を取らなくなった子供たちが暮らしています。これはもろに『約ネバ』の「農園」にかぶります。

 

しかも、「ロストボーイズ」も「約ネバの子供たち」も12歳までしか成長することができません。

※「ロストボーイズ」の方は成長がストップして生き続けるが、「約ネバの子供たち」たちは出荷されて死ぬという違いはある。

 

 

もちろん、『ピーター・パン』の本筋的には『約ネバ』とは異なります。ただ、話の中に出てくる「ネバーランド」や「ロストボーイズ」からは少なからず作品のヒントを得ているはずです。

 

 

 

童話:ヘンゼルとグレーテル

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出典:Amazon.co.jp

 

童話つながりで思い出すのが、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」です。

こちら、なんと1812年の出版ですので、めちゃくちゃ古い話。

 

で、『約束のネバーランド』が着想を得たと考えてもおかしくないのが、この話で有名な「お菓子の家」です。

家を追い出されたヘンゼルとグレーテルの兄妹は、魔女が住まう「お菓子の家」で暮らすことになります。この魔女の目的は「子供たちを太らせてから食べる」こと。

これって、言葉を変えると、「人間の子供が家畜として飼育される」って状況ですよね。

 

以下の等式が、成り立ちます。

 

 

魔女 = 約ネバのママ 

お菓子の家 = 約ネバの施設 

魔女を撃破 = 約ネバの脱獄

 

※知恵を絞って脱出(脱獄)を目指すところも共通。

 

 

このように、童話からインスピレーションを得ている可能性も濃厚です。

 

 

まとめ:『約束のネバーランド』に限らず、設定自体にはパクリもくそもないって話

約束のネバーランド わたしを離さないで 似てる 元ネタ パクり

 

まとめます。

この記事では主に以下のような主張をしてきました。

 

 

 

・『約ネバ』は『私を離さないで』のパクリではない

→初期設定は似ているが、テーマ性やメインプロットなど全く別の話。

 

・『約ネバ』は『チルドレンズボーン』のパクリではない

→初期設定は似ているが、ジャンルや雰囲気が違うのと『チルドレンズボーン』作者が否定。

 

・『約ネバ』の元ネタらしき作品は昔からこの世にたくさんある

 

・『約ネバ』は童話系の作品から着想を得た可能性が高いのではないかと推測

 

・「人間の飼育管理モノ」というのは1ジャンルとして前からある。設定にパクリもくそもない

→ようは「異世界転生」「魔法少女」「戦隊モノ」「学園ラブコメ」とかと同じ。

 

 

 

 

もちろん、作品の評価は人それぞれです。

「つまんない」「合わない」「面白くない」といった意見は当然出てくると思いますし、僕自身も「評価いいけど、これはどうにも合わないなあ、リタイア!」という作品もぶっちゃけあります。

ただ「〇〇のパクり」とか持ち出すのは、アホの極みすぎて残念な意見なのでスルーでOKですよ。

幼稚な批判なんかしてないで、純粋に作品そのものを見ようぜって話でした。

 

 

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『約束のネバーランド』『私を離さないで』ともに、 超おもしろい作品です。

気になっていてまだ見てない方は、とりあえずは自分の目で確かめてみましょう!

 

 

 

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最後まで読んでくださり、マジでありがとうございます<(_ _)>

以上、『無職イズム』管理人のよぴがお送りしました。

それでは、また別の記事で!

 

よぴ

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